07/06/2026
北海道の雪降る夜。その静寂と幻想的な美しさに着想を得て生まれた――「ゼン・雪夜」。
漆黒の黒檀が描き出すのは、星の光さえも溶け込むような冬の夜空。そこへ舞い降りるのは、シルバーと鮑貝によって表現された雪の結晶たち。一片として同じ形を持たない自然の造形美が、静かに息づいています。
雪の結晶が織りなす繊細な対称性を表現するため、一点一点丁寧に象嵌。気の遠くなるような手仕事の積み重ねによって、幻想的な世界観を形にしました。
それは単なる装飾ではなく、雪夜の一瞬の美しさを永遠へと昇華した意匠。凛とした静けさの中に温もりを宿し、闇の中にかすかな光を感じさせる――そんな特別な一本です。