ゴルフクラブ四条畷

ゴルフクラブ四条畷 大阪市内より約30分。開場60年余の歴史と自然の起伏を生かしたダイナミックなレイアウトが特徴。春の桜、秋の里山由来の紅葉が見どころ。 大阪市内から約30分。昭和35年開場の自然の起伏を活かした山岳コースです。

【プレーファストについて考える】 Facebookはご無沙汰しておりました。Instagramでは動画も公開しており、反響の大きいものは18万回再生を超えるなど好評ですので、ぜひご覧ください。 ただ、長文でしっかり伝えたい内容は、やはりFa...
20/06/2026

【プレーファストについて考える】
 
Facebookはご無沙汰しておりました。Instagramでは動画も公開しており、反響の大きいものは18万回再生を超えるなど好評ですので、ぜひご覧ください。
 
ただ、長文でしっかり伝えたい内容は、やはりFacebookが適していると考え、こちらで共有させていただきます。
 
 
さて、本題です。業界の課題である「スロープレー」。2019年のルール改正から7年が経ち、ピンを挿したままのプレーは定着しましたが、ショットは準備ができた人から、の意識向上はまだ道半ばです。日本のゴルフ場は、スムーズに回れるコースと、時間がかかるコースの二極化が進んでいるように感じます。
 
プレーファストの起源をたどると、ゴルフの起源、英国に行きつきます。英国紳士の間では速くプレーする、他人に迷惑をかけない、スマートにラウンドするのがモットーでした。
 
日本ではなんと、白洲次郎がプレーファストの概念を広めました。軽井沢ゴルフ倶楽部の理事だった白洲次郎は相手がどれほど地位の高い人であろうとスロープレーを見つけると怒鳴りつけ、自身は「PLAY FAST」と書かれたシャツを着てプレーしていたとのことです。おもしろい逸話ですよね。
 
さて、そんなプレーファストの精神は徐々に関東の名門クラブに普及し、その後、いろいろなコースで経営効率を上げるために掲げられ始めました。今も多くのゴルフ場で「プレーファスト」や「2時間10分以内でまわりましょう」や「前の組と離れないように」、などと書いてあるのを見ます。ですが、個人的にゴルフ場サイドはお願いをする割にプレーファスト促進の対策を十分に打てていない気がします。
 
 
当クラブは原設計の良さからホール間の移動が少なく、手動カートの採用もあって、距離がしっかりある割にスルスル回れるポテンシャルがあります。とはいえ、さらなる「プレーファスト」を目指すことは、価値あるプレー体験に欠かせないと考え、ここ数年で以下の施策を行いました。
 
①プレー間隔と組数制限の最適化
以前はアウト7分、イン8分刻みでしたが、どちらも8分に変更。高速道路の渋滞同様、一度詰まると流れが悪くなるためです。また、組数を基本的に最大48組に制限。予約枠との葛藤はありますが、「詰め込みすぎ」を防ぎつつ、会員様が予約を取れるバランスをとって現在はこの水準としています。
 
②フェアウェーの拡張
戦略性の向上や原設計への回帰を主目的としましたが、ラフでのボール探索時間が減り、プレー時間の短縮に大きく寄与しました。
 
③特設ティーの配置見直し
以前の「ラフに設置」から「フェアウェーに設置」へ変更。プレーヤーの選択肢が増え、コースの保護にもつながりました。また、OBをほとんどなくして赤杭にしたり、特設ティーを100Y切ったところに設置してプレーファストを狙ったりされるところもありますが、個人的にそれは公平性にやや問題があるように感じているので、想定されるセカンド地点に特設ティーを設置しております。じゃぁ2番は優しすぎるんじゃないか、と思われる方がいらっしゃると思います。その面はあると思います、が、2番はかなり難しく、混みやすいホールです。ホールの構造上、特設ティーを通り過ぎてボールを探し、結果OBでまた特設ティーに戻るといった動線が生まれてしまっておりました。そこで左の茂みをすっきりさせ視認性を上げ、さらにグリーン奥に特設ティーを変更いたしました。ここは葛藤したところではあります。
 
④カート道へのゴムチップ・ボール止め設置
不運な跳ね返りによるOBを減らし、公平性を確保することが主目的ですが、結果としてプレーの滞留防止にもつながっています。また、打ち上げのホールでカート道をボールが転がって戻ってしまうことや、次のホールに転がってOBになってしまうことを避けるため、ボール止めを設置しました。これも公平性の確保およびプレーファストにつながっているのではないでしょうか。
 
 
【結果:平均プレー時間の短縮】
混雑しやすい5月中旬~6月中旬のデータを比較しました。

2023年:4時間22分
2024年:4時間23分
2025年:4時間13分(気候等もあり、来場者少)
2026年:4時間15分
 
最大で10分の短縮を達成しました。ハーフ2時間10分切りという数字は、皆様のご協力の賜物です。本当にありがとうございます。
最後に一つお願いです。当クラブでは、コース内の渋滞を防ぐため、休憩時間を調整に充てさせていただく方針です。クラブハウスでゆったりとお過ごしいただく方が、コース上の待ち時間よりもストレスが軽減されると考えております。ご理解いただけますと幸いです。
 
これからも、コースの公平性を担保しながら、皆様に快適なプレー環境を提供できるよう試行錯誤を続けてまいります。
 
 
 
画像は白洲次郎によるPlay fast。味のある字ですね。

【年末のご挨拶】 2025年も残すところ、あと数時間となりました。当クラブにとって65周年という一つの節目の年となりましたが、今年も多くの方にご来場いただき、素敵な一年を過ごすことができました。 昨年はイノシシの被害に悩まされましたが、取得...
31/12/2025

【年末のご挨拶】

 2025年も残すところ、あと数時間となりました。
当クラブにとって65周年という一つの節目の年となりましたが、今年も多くの方にご来場いただき、素敵な一年を過ごすことができました。

 昨年はイノシシの被害に悩まされましたが、取得した狩猟免許に恐れをなしたのか、今年は被害もなく、胸をなで下ろしております。引き続き、フェンスの見回りなど怠らず取り組んでまいります。

 また、近年悩まされている夏の猛暑は、相変わらず大きな脅威となっております。そこで8月中旬より早朝スループレーを開始したところ、大変ご好評をいただきました。私自身もラウンドしましたが、昼間とはまったく違う快適さで、これからのゴルフスタイルの一つになっていくと確信いたしました。

 秋には、初めての「高速グリーンチャレンジ」を実施いたしました。該当ウィークはもちろん、秋から初冬にかけて良好なグリーン状態を維持することができ、こちらも今後、毎年恒例のイベントとして継続していきたいと考えております。

 一方で懸念事項として、練習グリーンの状態が相変わらず良くない点が挙げられます。現在、日当たりや通風を改善する作業を行っており、来年こそは一年を通して良好な状態を維持したいと考えております。また、練習グリーンに限らず、スズメノカタビラと思われる芝がグリーン上に散見され、こちらも現在対処中ですが、長年の課題となっております。時間をかけて解決してまいります。

 さらに、来年は「プレーファスト」により一層取り組んでまいります。実は今年も、アウトのスタート間隔を7分から8分に変更したり、組数制限を行ったり、特設ティーの位置を調整するなどの対策を行っておりました。しかし、日によってはハーフ2時間半を要することもあり、来年の大きなテーマだと考えております。業界全体の傾向としても、プレー時間の長時間化が進んでおり、それがゴルフというスポーツの大きな課題になりつつあるように感じています。

 猛暑もあり、プレー時間の問題もあり、いろいろなゴルフ界の問題も耳にし、今年は特に日本のゴルフ文化の持続可能性を意識する一年となりました。65周年を迎えた当クラブが今後70年、100年と続いていくことはもちろん、この大事な日本のゴルフ文化が永続的に発展するよう、微力ながら注力していく所存です。

 明日は一日お休みをいただき、2026年も1月2日より営業いたします。
一年間、本当にありがとうございました。

追伸:当クラブ管理チーム製作の門松の画像です。
今年もなかなか迫力があり、見ごたえのあるものとなっております。毎年この時期は各ゴルフ場がそれぞれの門松製作をされてらっしゃるので見比べてみるのも楽しいです。

【高速グリーンチャレンジウィークありがとうございました】 皆様のおかげで無事に高速グリーンチャレンジが終わり、胸をほっとなでおろしました。結果としては初日12フィートがマックスで、残りの三日間は11.8フィートでした。    9月にチャレン...
14/12/2025

【高速グリーンチャレンジウィークありがとうございました】

 皆様のおかげで無事に高速グリーンチャレンジが終わり、胸をほっとなでおろしました。
結果としては初日12フィートがマックスで、残りの三日間は11.8フィートでした。
 
 
  9月にチャレンジを決めた時の目標が11~12フィートだったので、ほぼ最高数値の大成功なのですが、本番の2週前くらいに本番に近いグリーン管理をしたところ、11.7フィート位出ていたので、そこからさらに仕上げていけば13フィートも夢じゃないのではないかと思ってしまっておりました笑
 
 
  ここで備忘録として、高速グリーンにチャレンジした理由と、その経緯、そして次回に向けての改良点を記しておきたいと思います。
 
 
 まずは前回の投稿でも少し触れましたが、高速グリーンにチャレンジした理由です。そもそも当クラブは恵まれた立地としっかりしたコースが特徴です。多くのプレーヤーにゴルフを楽しんでいただくため、まずはグリーンを壊さないことを第一に管理しておりました。そのために芝を強くして、元気にすることで多少グリーンが重くなっても仕方がないというスタンスでした。グリーンを早くすることは枯れるリスクが増えることです。
また、当クラブは1960年開場、全国でも130数番目にできた歴史を誇り、コースづくりにおいて重機も発展しておらず、グリーンも自然のアンジュレーションが残ったままのコースです。グリーンを早くしすぎると、スロープレーにつながってしまうと思っていました。(実際に10年前まではそうでした。)ところが近年の管理技術の発展で、高速グリーンが珍しいものではなくなり、多くのプレーヤーも高速に慣れてきました。
 
 その結果、昔ながらのスピードを維持してきた当クラブがとりわけ遅いグリーンというイメージがつき、グーグル口コミに゛関西一遅いグリーン”という不名誉な口コミを頂戴してしまいました。これには上述のような言い訳をしている場合ではないと思いました。また、他の事業と同じくゴルフ場運営も限りあるリソースをどこに割り振るかという判断になります。クラブハウスや駐車場、カート道や諸々ある中で、コース一つとってもバンカーやレイアウト、フェアウェー、ラフ、ティーグラウンドなど数々の要素があります。例えばコースレイアウトが素晴らしいゴルフ場もたくさんありますが、好みは分かれます。バンカーも深くて難しいのが好きな方もいれば、形が面白いのが好きな方もいる。そんな中でグリーンは早くてきれいな転がりをするのが嫌いなプレーヤーは少ないのではないか、と思いました。
 
 
 当クラブの芝は60年前に誕生した、ペンクロスというベント芝でした。これは素晴らしい芝種で、往時は日本のゴルフ場の70%以上が採用していた(今も多いと思います)芝ですが、高速グリーンにはやや不向きです。そこで猛暑に対応し、高速グリーンに向いている最新のスーパーセブンという芝の種を播き始めました。
 ペンクロスは現在のベント芝の発祥とも言え、第一世代と言われています。現在高速グリーンを実現しているグリーンの多くはペンクロスの第一世代から始まり、例えば第三世代などを中継して、現在の第五世代の芝になっています。当クラブは第一世代からいきなり第五世代の芝の種を播き、さらに遅れを取り戻すため通常の倍量を播いたため、密度が濃くなりすぎてしまい、一時は逆にガサガサしてしまうこともありました。
 
 高速グリーンを作るには①転圧で硬く②低く刈る③葉を細く④目砂で面を調える などが必要ですが、これらはどれも芝にとってストレスで、枯れるリスクが上がってきます。そこでこのストレスに耐える元気な芝づくりをする管理方法をしていきます。肥料や目砂、散水方法や刈り方を変更しました。トライ&エラーの日々でした。その中でよい働きをしてくれたのが微生物です。これについては語りたいこともたくさんありますが、また今度にするとして、もともと土壌にいる微生物をなるべく殺さず、育てて芝の栄養の吸収を助けてもらうイメージです。化成肥料や殺菌剤をじゃぶじゃぶ使うのではなく、なるべく天然の土壌のままで、効率よく元気な芝を作ること。そのために微生物パワーをお借りしました。
 
 さて、最初はかえってガサガサしたりもしましたが、徐々にグリーンもよくなってきます。昨年も10フィート前後まで出ていることもありましたが、もともとついたイメージというのはなかなか変えることも難しいです。そこでゴルフクラブ四条畷が変わったよ、というイメージも持っていただけるよう高速グリーンイベントを開催することにしました。ここからのグリーン担当サブキーパーの心労はすごかったと思います。目標フィートに達しなかったらどうしよう、グリーンが枯れてしまったらどうしよう、当日雨が降ったらどうしよう…。何しろ初めてのイベントです。数年前まで関西一遅いとまで言われたグリーンです。
 
 本当によく勉強し、周りのキーパーさんや業者さん、研究者さんに学び、トライしてくれました。そして当クラブのキーパーはじめ、管理スタッフもそれを理解し、助け、転圧や二度刈、サッチングなど倍以上の手間がかかることをしてくれました。また、キャディさんも短期間でのスピードの変化からグリーンの曲がり具合が変わったり、スロープレーにつながりかねない中、うまくプレーヤーの手助けをしてくれました。感謝です、心から。
 
 
 さて、光陰矢の如し。9月にイベントを決めてからあっという間に11月後半を迎えました。本番に向けて刈高を徐々に下げていきます。基本は3.8ミリです。それを3.6ミリ、3.4ミリと下げて様子を見ます。また、芝のストレスとグリーンスピードをみながら定期的に転圧をかけていきます。一番効果が高かったのが、グリーン刈のリールの回転を遅くして、今までは一度だったグリーン刈を二度にすることでした。こうして11月後半に試しで3.4ミリ低速ダブルカット、転圧したときが11.7フィートでした。あれ?これ3.0ミリカットしたら13フィートもあり得るんじゃ…??
甘かったです笑 
 
 気温が低下するにつれて、グリーンの色が落ちてきました。普段は11月後半にグリーンにも着色するのですが、基本グリーンに何かを散布すると速さは遅くなります。着色の代わりに発色が良くなる剤をまいたところ、良い色になりましたが、やはり少しスピードは落ちました。また、気温の変化から朝霜が下りるようになってしまいました。霜が降りると朝グリーン刈ができないリスクがあります。また、霜が解けたグリーンでは折角の高速グリーンが楽しめません。霜がつかない剤をまいたところ、一定の効果はありましたが、やはりこれも速度に多少の影響があったように思います。
 
 さて、迎えた当日。夜明けとともにグリーンのダブルカット、転圧をして緊張の計測。平均12フィートでした。今年に入るまでは10フィートの表示もしたことのない当クラブで12フィートの表示ができる日が来るとは…。感動です。天気予報では12/4に氷点下の予想が出ていましたが、何とか天気も持ってくれて、気温もギリギリグリーン刈ができる状態で四日間が終わりました。イベントの終わりを待ってくれたかのように12/6にはグリーンに深い霜が張ってしまってとてもイベントどころではない状況でした。ヒヤヒヤものです。
 
 また、心配だったプレースピードも皆様やキャディさんの協力もあって通常とそれほど変わらず終わることができました。これについてはピン位置もう少し攻めてもよかったかもしれません。プレーヤー心理とは面白いもので、ピン位置を少し傾斜のある所に置くと、止まり際でコロコロと転がって止まらないため、早いグリーンだと感じるようです。一方でスロープレーの心配は圧倒的に増えます。もう少しだけ攻めて、そのかわり4パット自動OK でご容赦いただくことがベターなのかな、と思っています。また、平均12フィートと書いたようにやはりグリーンによっては11フィートちょっとのところや13フィート近いグリーンもあり、その差をなるべく埋めていくことが来年の課題となります。
 
 また、日程については本当は11月後半が一番スピードが出るところではありますが、コンペの多い時期でもありますので、やはり今回のタイミングがメンバーさまはじめ皆様に楽しんでいただくには一番良いのではないか、と今のところは思っています。12/6は1月並みの気温だったとのことで、珍しい事ではありますし、その場合はどうかご容赦くださいませ。今回、高速グリーンイベントをされている他のゴルフ場さんにも勉強がてら、グリーン担当サブキーパーとプレーさせていただきました。素晴らしい仕上がりで、まだまだうちも上を目指せると感じました。(発色はうちのグリーンのほうが上でした笑)
 
 
 最後に、スムーズはプレー進行にご協力いただきありがとうございました。また、管理スタッフにコース良くなったね、グリーン早いね、とお声をかけてくださる皆様本当にありがとうございます。そのお声が励みでさらに頑張れます。
 また、今回はグリーンにのみ注力しているような書き方になったかもしれませんが、もちろんその他コースについても進化していけるよう日々学び、考え、トライ&エラーしていきます。快適にプレーしていただける環境づくり、スムーズな進行も自分の中で非常にプライオリティが高いところです。開場65周年になるコースですが、まだまだ伸びしろだらけです。皆様に楽しくプレーしていただけるよう、誇りに思っていただけるホームコースになれるよう全力で取り組んでまいります。

住所

下田原2353
Shijonawate-shi, Osaka
575-0012

電話番号

+81728761501

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