27/04/2023
皆さん、前回の肩に関しての記事は読んでいただけましたか? 「まだ読んでないよ!」という方はこちらのブログを先に読んでいただくと、今回のお話がより分かりやすくなるはず! 是非よんでみてください!↓↓ 前回のブログ:肩の痛みの原因は肩だけにあらず Part 1~骨・関節編~ さて、前回のブログでは肩関節を構成する骨や関節そのものがどんなものなのかを簡単に説明しました。 前回のキーポイントは「肩関節の地面といっても過言ではない関節が存在する」ということでしたね! 今回のPart 2はその地面の安定とはどういう状態なのか、安定させるために必要な筋肉は何なのかを解説いたします! これを見れば、なぜゴムチューブで行う肩エクササイズだけでは足りないのかが見えてくるかも(^^♪ それではPart 2~肩甲骨の動き・筋肉~スタートです! 前回ご説明した、肩関節の地面となる関節はどこだったでしょうか? 「肩甲胸郭関節」という関節でしたよね(^^) 皆さん覚えていましたか? この肩甲胸郭関節は背中側にある「肩甲骨」と主に肋骨が形作る「胸郭」という胸周りの輪郭で構成される関節です。 この関節は骨同士が直接連結する関節ではなく、骨の面同士が向かい合う形で構成される機能的関節と呼ばれます。 肩関節の動きにとって、この「肩甲骨と胸郭の向かい合う面がしっかりと嚙み合っているか」は、非常に大切なポイントになります。 肩甲骨は胸郭上に浮島のように存在しており、胸郭上をすべるように動くことで、多方向への自由な動きが可能になっています! 画像のように多方向へ動くことのできる肩甲骨、実際は様々な方向への動きが組み合わさる3Dな動きをすることが多いです。 例:肩甲骨が挙上される際、肩甲骨の前傾が起き、場合によっては内旋、下方回旋も組み合わさる可能性も・・・ これは、肩甲骨は胸郭に沿うように動く事に由来します。 胸郭は通常やや丸みのある形をしているため、丸みにあわせた動きをするとなると、どうしても3Dな動きになるんです。 そして、この自由な可動性を持つ肩甲胸郭関節は、逆を返せば、非常に不安定になりやすい関節ということです。 その不安定な関節を安定させ、動きをコントロールするために様々な筋肉が肩甲骨にはついています! 代表的な筋肉としては「僧帽筋」という筋肉が挙げられます。 分かりやすく言うと、肩こりを感じたときに触る首の横あたりにある大きな筋肉です。 (画像:プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版より引用) 実はこの僧帽筋、「上部」「中部」「下部」と3つに部分分けする事が出来、それぞれが肩甲骨に違った影響を与えます。 「僧帽筋上部」・・・肩甲骨と頸椎(脊柱上部)、頭蓋骨を結び、肩甲骨を引き上げるように作用します。(画像の赤枠の部分) 「僧帽筋中部」・・・肩甲骨と胸椎の上1/4(脊柱の真ん中よりやや上)を結び、肩甲骨を内側とやや上に引くように作用します。(画像の黄色枠の部分) 「僧帽筋下部」・・・肩甲骨と胸椎の下3/4(脊柱の下方より)を結び、肩甲骨を内側と下に引くように作用します。(画像の緑色の部分) この中でも、特に「僧帽筋下部」は弱くなりやすい筋として言われており、実際に普段の生活の中でも、この筋が弱ってしまうような環境が多いです。 例えば、デスクワーク時の姿勢。 ここまで極端になっているかはわかりませんが、丸くなった背中、すくんだ肩に加え、画面を見るためにあごが上がってしまっています。 この姿勢では、自然と肩甲骨と頭蓋骨後部が近づきくことで、僧帽筋の上部が短縮してしまい、逆に下部は力を発揮できなくなってしまいます。 このような状態が続くと、肩甲骨は胸郭上で、適切なポジションをとることが出来なくなり、結果、肩の痛みやトラブルを引き起こします。 更に、僧帽筋上部の下には肩甲挙筋という筋肉があり、文字通り、肩甲骨を上に挙げるように作用します。 これらの肩甲骨を上に挙げる筋肉が作用しやすい姿勢をとり続けることが肩トラブルの原因の1つになってしまいます。 裏をかえせば、肩甲骨を下に下げるように作用する筋をしっかりと働かせる事が、肩のトラブルを解決する1つのポイントになりそうですね(^^) その代表が「僧帽筋下部」なんです! ただ、僧帽筋下部はよく見るゴムチューブのエクササイズではなかなか鍛える事が出来ないんですね(泣) 「じゃあ、どうやって鍛えていくの?」 この疑問に関しては、またおいおいご説明いたします! さて、今回は主に胸郭上での肩甲骨の動きと、肩甲骨につく大きな筋肉である「僧帽筋」に関して、簡単に解説いたしました。 今回のポイントは「肩甲骨が胸郭と面上で上手く噛み合っているか、そのために適切に筋が働けているのか」でした! 肩甲骨のポジションはとても大切になりそうですね。 しかし、肩甲胸郭関節は「肩甲骨」と「胸郭」で構成されています。 もし、胸郭の状態が悪ければ、肩甲骨のポジションは・・・?...
皆さん、前回の肩に関しての記事は読んでいただけましたか? 「まだ読んでないよ!」という方はこちらのブログを先に読んでいただくと、今回のお話がより分かりやすくなるはず! 是非よんでみてください!↓↓ 前回の...