01/05/2026
腕が良いかは別として、会話をするのは(恐らく)得意です。
ロードバイクはもうほとんどディスクブレーキへと移行しました。
新車でリムブレーキを販売する例は稀有です。
とは言ったものの、ベテランサイクリストの中にはリムブレーキの車体を
大切に乗られている方も居ますので、修理や整備を出来る限り、最大限承りたいと思っています。
そんなベテランサイクリストの中にもディスクブレーキへ移行される(移行した方も)方も居るでしょう。
リムブレーキに長年乗られていて、ディスクブレーキのロードバイクは初めてという方には、「同じロードバイクだけど別の乗り物だと思って下さい」、とお伝えしています。
当時から比較した時の価格的な意味も勿論あるのですが、”現代”のディスクブレーキロードバイクは”美味しい乗り方”が違うと思っているのが、その理由です。
想定されるタイヤ幅は28mmが下限であり、車体を押さえ込まなくて良いので、ハンドルへと自然に荷重をかけて走る事がリムブレーキからディスクブレーキ車体への乗り換えした方へ向けたポイントです。
リムブレーキで乗り慣れた方、特にそれなりに”走る車体”に乗っていた方は、例えば35万円の完成車ではちょっと満足できないだろうというのが正直な所です。恐らく、ディスクブレーキのロードはつまんないと感じてしまうのではないかと思います。
単純に重量が重くなってしまうであろう事や、セットされているホイール、電動変速では無いレバー重量、色々とそう感じてしまう理由があります。
今でもリムブレーキのよく走る車体というのには軽快さがあるなと感じますが、それはどこかトゲトゲしく、1歩間違えればそっぽを向かれてしまうイメージがあります。そのイメージは現代のディスクブレーキの車体に乗ったからこそ言える事で、21mmとかの細いタイヤでロードレースを走っていた事なんて今では考えられません。
下りとかチョー怖いと思います。笑
今回🇮🇹のリムブレーキ車体からの乗り換えで、色々とご相談させて頂きました。
最近では中国に代表される新興ブランドでも走りの実力が高く、尚且つ安価なものも増えてきましたが、モデルチェンジのスパンが早かったり、やはり趣味のモノなので名が通ったブランドが選ばれる側面はあると感じます。
お話していく中でその様なお客様の拘りを感じたので、シルエットも理想に近く、これからも崇高されるであろうCervéloから、SOLOISTをご提案させて頂きました。
コンポーネントは最後までSRAMでフロントシングルかフロントダブルでシマノか、と悩まれていましたが乗り方や慣れの点からR7100シリーズをベースとして、レバー(J-KIT)をリモートスイッチ(先端のボタン)のあるアルテグラとしています。クランクは今後パワーメーターへの拡張性やシマノじゃつまんない(個人的に)ので、EASTON EA90クランクをセットしました。
EASTON EA90クランクは価格も良い感じなので、脳死でとりあえずアルテグラのクランクにしとくか…という方には特におすすめです。
ホイールも予算的には贅沢は出来ないので、それこそついつい新興ブランドを選んでしまいそうですが、名のあるMAVICのCOSMIC S 42に、個人的にも最高のタイヤと思うHUTCHINSONからBLACKBIRDのクリンチャーをセットしています。カタログスペックでは見劣りしますが、実際乗るとよく走るのがMAVICです。
ちなみに、MAVICとHUTCHINSONは同じ🇫🇷ブランドです。
お客様からのご提案で、タイヤとバーテープのカラーを合わせているのがポイントで、バーテープは色味が合う物を色々探しましたが、SUPACAZという身近な所にありました。笑
車体の濃い青とのマッチングが良く、お客様のスタイルの良さに合わせたポジション含めて美しい仕上がりとなりました。
ハンドル周りもEASTONで…と思っていましたが、ケーブルをフル内装にする事を優先してDedaで揃えています。ステムSUPERBOX(2)という物で、薄いのがシルエット的にもこのフレームとの組み合わせがイケてると感じるので、当店的には2回目の採用です。
車体全体で見たブランド的マッチングや、予算内でのそれらのバランスの取り方など、満足のいく仕上がりになったと思います。
お話をしていく中で、ご提案出来る物がより明確になっていくのは自転車屋さんとして面白い時間のひとつです。
拘りの1台を時間をかけていかがでしょう…。
高い次元の1台でお応えします。
#サーヴェロ ほぼ #ホリゾンタルフレーム #ロードバイク #ソロイスト