24/05/2026
「最短ルート」「自動化」「効率化」——。
最近、耳にタコができるほど聞く言葉ですね。
正直、僕も耳が痛い(笑)。
もちろん、仕事で効率を求めるのは
プロとして当然です。
でも、ふと立ち止まって思うんです。
「効率化の果てにあるのは、
本当に幸せなのだろうか?」と・・・
AIが予測可能な未来を提示し、
失敗しない選択を推奨してくれる今。
僕たちはAIが得意な「損をしない生き方」を
一生懸命練習しているような気がしてなりません。
でも、人生で一番心に残っている瞬間って、
案外「効率的」な場面ではないはずです。
必死に書いては消した手紙、
答えの出ない夜に歩き続けた道、
損をすると分かっていて引き受けた、あの不器用な誠実さ——。
効率はあくまで「戦術」であって、
幸福の「答え」ではない気がします。
僕は最近、あえて「摩擦」を楽しむことにしています。
思い通りにいかないこと、
面倒なこと、生産的じゃないこと。
そうした人生の「贅肉」にこそ、
人間としての熱源(情熱)が宿っていると信じているからです。
「損を抱きしめる」。
一見すると不合理で、
無駄だらけの生き方に見えるかもしれません。
でも、その不器用な火力を燃料にできるのは、
AIではなく泥臭く生きる私たち人間だけです。
「効率よく生きる」ことに少し疲れたあなたへ。
今日は一つ、あえて「非効率」な、美しい無駄を選んでみませんか?