25/11/2023
「肩で背負うしかないザック」なら、無駄に大きいザックは嫌ですよね。 肩や腰への負担が増えるだけです。
でもヒップベルトでしっかりと支えてくれるザック、後ろに倒れないザックなら、話は全く違ってきます。 容量が大き過ぎても、背面長の合ったザックの方が絶対に楽です。
一般的に日帰り登山の荷物なら、20ℓ~25ℓの容量のザックで入るでしょう。 だからと言って小柄な女性ならまだしも、中肉中背以上の男性(背の高い女性も含む)であれば、小さなザックでは背面長が短過ぎます。 それこそ大人がランドセルを背負ったみたいになってしまいます。
そもそもザックは、100%のパンパンに詰め込んだ状態で使うのが正しいわけではありません。 半分程度の荷物で使っても何ら問題はありません。 そのためにサイドコンプレッションが付いています。
むしろ一回り大きなザックを薄くして背負った方が、荷重が背中に近くなり、小さなザックをパンパンにして背負うよりバランスが良くなります。 よって数100gザックが重たくなったとしても、背負った時の体へ負担はむしろ軽くなるでしょう。 また、容量に余裕があった方が物の出し入れもし易くなります。
二つのザックを購入して日帰りと泊まりとで使い分けするのも悪くありませんが、背面長が合った一つのザックを容量を調整しながら使っても良いのではないでしょうか。
たとえば20ℓの荷物を20ℓのザックで背負うのではなく、20ℓの荷物を背面長があった35ℓのザックで背負った方が体への負担は少ないと思います。
スーツケースなどは空でも大きさは変わらないので、荷物の量に応じて大きさの違う物を用意した方が良いでしょうが、ザックは空だとペチャンコになり、荷物の量に応じて大きさはいくらでも変えられます。
でも、背面長は日帰りでも泊まりでも身長が伸びたり縮んだりしないので、当然ながらいつも同じです。
ザックを選ぶ際に背面長の重要性を説きつつ、「日帰りで20ℓ~25ℓ、泊まりで30ℓ~35ℓ」などと言われる方は、その場合の「背面長」との整合性を説明出来るのでしょうか? 出来ませんよね。
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