27/06/2025
kayak55.com松永です
また最近、各地でカヤックフィッシングに関するトラブルが増えているようです。
事故による救助事案もそうですが、マナーに関するトラブルで危ぶまれている出艇場所も増えています。
予てから初心者向けに使用している、安全・マナーに関するテンプレート資料ですが、カヤックフィッシング愛好家の皆様には内容の拡散にご協力頂けると幸いです。
長文なので、抜粋して頂いてもいいですし、出典記載しなくても構いませんので、
「知りませんでした」が通用しない環境にしないと事故、トラブルを抑えることは難しいかと思います。
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【フィッシングカヤックの出艇に関する安全・マナー】
安全上、海上保安庁や漁業はじめとする海事関係からの強い要望により、国内でのカヤックフィッシング発祥から「フラッグの掲揚」は通例となっており、海上でカヤックフィッシングを行う際は必ずフラッグの掲揚を強くお願い申し上げます。
最近ライフジャケット(PFD)の未装着での出艇の事案が聞かれます。
特定のマリンレジャー、海事経験者で自己責任で装着されない例がありますが、カヤックフィッシングにおきましては、第三者がその様子を目撃した場合に、その第三者が「装着しなくても大丈夫」と誤った解釈をし、その第三者が海上でトラブルにみまわれた際に死亡事故に至ってしまう場合があります。全てのユーザー様にはキャリアに関わらず、必ずライフジャケットを着用されることを強くお願い申し上げます。
カヤックフィッシングで用いられるカヤック「シットオンカヤック」には内部に入った水を排出するための「ドレンプラグ」が装備されており、ドレンプラグの栓の締め忘れにより海上でカヤック内部に水が流入し、航行不能・沈没してしまい海保に救助された事例は少なくありません。出艇直前には必ずドレンプラグの栓のチェックをお願い致します。
携帯電話・スマートフォンは最後の命綱です。
海中で紛失しないよう適切な防水パックに入れてライフジャケットに収納し、必ず再乗艇不能、帰着不能状態などセルフレスキューが困難になった場合は直ちに海上保安庁(118番)に救助要請をして下さい。
カヤックフィッシングを行う上での気象・海況条件ですが、各場所の地形・気象等の条件・風向きにもよりますが、風速4〜5m/s以上になると出艇を控えております。
あと、そのフィールドの風が穏やかでも、遥か遠方に台風、強い低気圧が発生している場合「うねり」だけが到達して沿岸で大きい波が発生します。
その場合、安全に離岸・着岸ができなくなり、波に対して艇が横に向けられた途端に沈してしまい、最悪沈した後も自身がカヤック・岩礁に衝突して致命傷に至ります。
「うねり」の状況は気象予報上の「波高」とは異なるため、「[うねり]周期(S)」も重要な判断基準に含まれます。「波高」が低くても「[うねり]周期(S)」数値が高い場合は十分注意が必要です。
これらの気象予報をチェックする時間帯も、予報よりも実際の気象が前倒しする場合がありますので、ただ自身が浮くタイミングの時間だけを観るのではなく、釣行予定後3~5時間あたりまでの状況も把握しておく必要があります。あとは、近年極めて局地的なゲリラ豪雨・雷雲・強風を伴う雲もよく発生したり、予報が外れる可能性もあるので、現場での観測と気象予報の再確認も重要です。
(今までの救助事案の一番の原因は、気象判断の誤りによる強風・無理な出艇、技量不足による沈・再乗艇の失敗が原因が多いです)
弊社スタッフが出艇の可否の判断する上で参考にしている気象サイト、海上安全に役に立つサイト・アプリが下記になります。
【GPV 気象予報】気象
http://weather-gpv.info
【windytv】気象
https://www.windytv.com/
【海天気.JP】気象
https://www.umitenki.jp
【バイオウェザー 週間気圧配置図】気象
http://www.bioweather.net/chart/pressure.htm
【海快晴】気象
https://www.umikaisei.jp
【海上保安庁/海の安全情報>ウォーターセーフティガイド>カヌーに関する情報】
https://www6.kaiho.mlit.go.jp/info/marinesafety/00_totalsafety/01_canoe/00_canoe.html
海上情報・気象【海しる・海洋状況表示システム】海上安全・航路・定置網等の漁業権区域情報
https://www.msil.go.jp/msil/htm/topwindow.html
スマホアプリ【マリンコンパス】身内への出艇・帰着報告等
https://www.marinecompass.jp
主に上記の気象予報を見比べて判断しますが、1つでもネガティブな予報になっている場合は、出艇可否を熟考の上、より安全第一を心がけて頂けると幸いです。
あと地域によって潮流の条件も変わってくるので一概には言えない部分もありますが、全体的に潮の流れが良いエリアでは、大潮〜中潮の時の潮流は十分注意が必要です。
重ねて航路が隣接されている場合、魚とのファイト中に気が付かず航路内に流される場合もありますので、風向き・航路・自艇の位置関係の把握も大事です。
漕行エリアですが、使用する艇のスペック、浮かれる海況等にもよりますが、天候急変時等にみまわれても【必ず安全に帰着できる範囲】【他の船舶の航行の妨げにならない】【漁師・遊漁等の海事業者の運営の妨げにならない】範囲でお願い致します。
ここ数年で事故事案や、マナーによるトラブルで出艇可能場所が減少傾向にあるため、皆様が末永く楽しまれるためにも何卒ご協力のほどお願い申し上げます。
※もし、カヤックフィッシングのご友人で、こういった安全・ルール・マナーに関する情報をご存知無い方がいらっしゃいましたらご周知頂けると幸いです。
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…以上になります。
何卒ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。