04/01/2023
桜ヶ丘の本屋さんの文章を読んで、心の奥底がカッと熱くなった。
【本文より】
私は、自分自身の視座を求めて冒険する。そして、本を読む。本の中には、百年前のチェリー=ガラードの視座があり、二百年前の伊能忠敬の視座がある。しかし、本に書かれていることはあくまでも著者の答えでしかない。本の中に答えを探すのではなく、自分自身の中にある答えに辿り着こうとする主体的な姿勢と、その好奇心を身体を通して表現することで、人間として真に生きるために、本を読み、冒険をする。かつて生き方に悩んでいた私は、いかに私という人間であるかに悩んでいたと言えるだろう。
人間はなぜ本を読むのか。人間はなぜ冒険するのか。それは、人間だからに他ならない。
まだ私が極地冒険と出会う前のこと。自分には何かできるはずだという根拠のない自信だけを抱えながら、自分がいる場所から一歩も動けずにいた大学生の私は、本の中に未知の世界を求めていた