20/03/2026
【”目がいい”とは、視覚情報を処理するプロセスが優れているということ】
イチロー選手や体操の内村選手が「視覚的に優れている」と言われるのは、一般的にいう視力が特別高いという意味ではありません。スポーツにおいて重要なのは、視覚情報を処理する脳のプロセスが優れていることです。
一流の打者は、ピッチャーの投げたボールをずっと目で追っているわけではなく、リリースの情報から軌道やスピードを予測し、自分のインパクトポイントと一致させています。
つまり「見続けている」のではなく、予測しながら合わせているのです。
ゴルフでも同様に、スイング中に一瞬ボールから目線が外れても安定して打てる人がいます。これは、視覚が途切れても、脳内でボール位置や関係性を補完できているためだと考えられます。
スポーツにおける「目の良さ」は、動体視力だけでなく
予測能力
注意のコントロール
視覚と運動の協調
などといった複合的な能力で構成されています。
また、視覚情報はそのまま認識されているわけではありません。網膜には上下逆さまに映り、脳内で再構成・補正されています。
実際に「逆転メガネ」のように視覚を反転させても、人は時間とともに適応し、正しく認識できるようになります。
これは、**私たちが見ている世界は“目”ではなく“脳が作っている”**ことを示していますね^ ^